「ハーブ農園からテーブルまで」楽しめるツアー

ハーブ農園で摘み取りを体験し、貸切レストランでハーブを使った料理教室を楽しむプランです。

収穫で農業体験を行い、自分で作って味わう「農園からテーブルまで」を満喫します。
季節ごとに異なる香り高いハーブに出会えます。

ハーブ園を散策していく中で、好みのハーブや効能などを生産者とみつけるのも楽しみです。ハーブ園にはハウス栽培のハーブもあるため、雨が降っても収穫をすることができます。

「ファームtoテーブルツアーおかやま」をおすすめしたい方

「ファームtoテーブルツアーおかやま」は、

  • 美味しいものをプロおすすめの状態で食べてみたい。
  • ハーブに興味があり、活用方法を知りたい。
  • 農業に興味がある。まずは気軽に体験してみたい。
  • スポーツは苦手だけど身体を動かしたい。
  • ディープな岡山を感じたい。
  • 土に触れてデジタルデトックスをしたい。

という希望を持たれている全ての年代の方にお勧めいたします。

作物の育成過程や作業の創意工夫を生産者から直接お話を聴き、ハーブの香りや収穫体験で体を動かすことによって、心身のリラックス、ストレス軽減を体験して頂くことも大切にしています。何より、ご自身で収穫&作成した美味しいものを堪能できる機会にして頂きたいと考えています。

ツアー当日のスケジュール

10:00〜ハーブ園散策
10:15〜おすすめハーブティー試飲
10:30〜季節のハーブ摘み取り体験・ハーブアレンジメント
11:00〜移動。貸切レストランでハーブ料理教室
11:30〜摘み取ったハーブで特製ピザ作り
12:30〜有資格者によるハーブセミナー
14:00解散

ハーブ摘み取り体験

まず、岡山で約150種類のハーブを無農薬(※栽培期間中、化学合成農薬不使用)で収穫から加工まで行っている農園に同行させて頂きました。

定番のハーブから、旬の特別なハーブまで様々なものが栽培されています。あるビニルハウスに入ると、ローズマリーやラベンダーの清涼感ある香りでいっぱいで、収穫しながらリフレッシュ気分を味わえました。

摘み取ったハーブは持ち帰りができるため、「お肉料理にはこっちがいいかな」「フライドポテトに合わせると美味しそう」と、自宅で使うシーンを思い浮かべながら収穫をするのも楽しめるポイントです。

生産者の方々がおすすめの使い方を教えて下さり、また実際に香りを試すことができるので、自分の好みを見つけやすかったとの感想がありました。

ハーブ園の中を行き来しますので、当日は動きやすい汚れてもよい服装でお越しください。

ハーブ摘み取り体験

名前はきいたことがあるけれど、本物を見たことがないハーブも沢山ありました。

ドライハーブしか見たことがなかったレモングラスは腰の高さほどまで伸びていたり、ベルガモットは少し皮をナイフで切ったとたんに柑橘の甘い爽やかな香りが一気にひろがります。

育てるのに手間のかかる種類や、逆にマンションなどでも比較的簡単に育つハーブの種類なども教えて頂き、ハーブのある生活をより楽しむアドバイスも生産者から直接伺うことができたのも良い体験となりました。

※摘み取りできるハーブの種類は季節によって異なります。

ハーブアレンジメントでは、摘んだハーブをブーケのように飾ることができます。

フレッシュハーブのまま料理に使ってもよし、乾燥させてポプリとして活用してもよし、とのことでした。
「食べられるブーケ」に出会えるのは、農園観光ならでは、と喜ばれました。

また、季節のおすすめのハーブティーを農園でテイスティングさせていただきました。
この日は「ローゼルハイビスカス」というすっきりとした風味が特徴の希少なハーブティー。
丸い花の部分を抽出すると、赤みがかったピンク色の美しいお茶があっという間に完成。自然由来の酸味には抗酸化作用があるとのことで、農園で頂く一杯は特別美味しかったです。

ローゼルハイビスカスのハーブティー

同じハーブでも、香りや食感に合わせて食用とそうでないものも用意されているものもあり、この後の料理教室でのピザ作りにピッタリなハーブを沢山いただくことが出来ました。

ピザに合うバジルやローズマリーやタイムの他、ハーブアレンジメントのブーケも沢山いただきました。

季節によって栽培されている品種が異なるため、夏に参加すると青色のバタフライピーの収穫も体験できるとのことです。海外からの輸入が大半の中、国産のバタフライピーを高鮮度で楽しめる夏に参加するのもおすすめです。

※摘み取りできるハーブの種類は季節によって異なります。

貸切レストランでハーブ料理教室

収穫したハーブを持って、ハーブのプロがいるレストランへ。

こちらでハーブをふんだんに使った特製ピザづくりをさせて頂きました。
ツアーではレストランを貸切可能のため、参加者だけで楽しめる時間になっています。

何種類もあるハーブの中から、使う具材に合わせてピッタリのものを教えて下さります。

先生はハーブをひとつずつ紹介しながら、目の前でカットしたりちぎったりして活用方法をデモンストレーションをしてくれるのが印象的。
思わず作業に夢中になってしまう工程で、自分で選んだハーブたちがどんな仕上がりになるのかワクワクしながら出来上がりを待ちました。欲張りすぎてトッピングを山盛りにしてしまったものも、火加減を調整してカリカリに仕上がりに。

シンプルなレシピなので、普段料理をあまりしない方でもカジュアルに話しながら楽しめる内容で用意してくださっています。

一方で、こだわりたい方は、教えてもらった相性や効能をもとに、生地に練りこむ・フレッシュハーブとドライハーブを組み合わせて作るなど、より発展的に活用を楽しめます。
事前ヒアリングで要望を頂戴すれば、アレルギーやヴィーガンにも対応も可能です。

今回は贅沢な有頭エビをトッピングにさせて頂きました。

有資格者によるハーブセミナー

ピザづくりを楽しんだら、日本メディカルハーブ協会のハーブ資格を保有のオーナー様による「ハーブセミナー」を体験させて頂きました。

ハーブは体内に作用して健康をサポートします。
効果は複数の成分が合わさることで発揮され、相乗効果や補完効果によって増幅されます。

具体的な効果:

– 抗酸化作用: 細胞の酸化を抑え、老化を遅らせます。
– バランスの調整: 心身の調和を保ち、ストレスや不安を軽減します。
– 免疫強化: 病原菌から身を守り、免疫システムをサポートします。
– 炎症・痛みの軽減: 炎症を和らげ、筋肉の緊張をほぐし、痛みを緩和します。
-総合的な健康サポート: 体内に作用し、健康を促進します。

ハーブは水溶性の成分と脂溶性の成分を含み、水溶性成分は熱湯で抽出され体内に吸収されやすい特徴があります。一方、脂溶性成分は熱湯や水だけでは期待される効果が得られません。成分の特性を理解し、適切に活用することが重要です。

レストランMint ハーブセミナー資料より

ハーブの種類や効能を改めて教えて頂くと、「今、体調などで気になることはありますか?」と質問が。
肌や美容に関する要望を伝えると、目の前の収穫したてのハーブから、ブレンドして参加者に合わせたオリジナルのハーブティーを調合して頂きました。

岡山でとれた食材を使って、できたてを楽しむ体験は格別です。

柑橘系の香りが好きなことを伝えると、レモングラス、レモンバウム、ベルガモットなどの即席フレッシュシトラスハーブティが!彩りにレストランで栽培しているローズマリーも追加して頂き、色味も美しいです。
お好みではちみつを加えて、味わいの変化も楽しめました。
参加者様からは、香りだけでなく味わいも最高でしたと好評を頂きました。

ハーブの種類と効能

ローズマリー ~脳の働きを活性化&集中力を上げたい時に~
緑緑しい清涼感が特徴。抗酸化作用によりアンチエイジングが期待され、肉や魚をはじめオイルやワインまで、幅広く活用されている人気のハーブです。

バジル ~イタリア料理の定番~
沈んだ気分を盛り上げてくれるハーブです。リラックスした眠りに導いてくれるだけでなく消化を促進し、下痢や胃腸の働きを助けます。トマトとの相性が抜群でピザやパスタソースに欠かせません。

レモングラス ~レモンを思わせる柑橘の香りとかすかな酸味~
消化を促す効果があるため食後におすすめで、酸味はリフレッシュのおともにピッタリ。風味づけや肉や魚の臭い消しにも効果抜群で、エスニック料理で活躍してくれます。

タイム ~清涼感がトマトや魚料理に~
強い抗酸化作用があり、ドライハーブにしても香りが強くと残るのが特徴。ソーセージやソースなどの保存料としても重宝します。のど痛や咳、鼻炎などを感じた時の不快感を改善してくれます。

ローゼルハイビスカス ~お湯にふれた瞬間ひろがる爽やかな香り~
美しいピンク色のハーブティーやジャムにするのもおすすめ。彩りを加えてくれるだけでなく、豊富なビタミン類、ミネラル類、ファイトケミカル成分が体調を整えるのに役立ちます。

ベルガモット ~上質な清涼感~
花を思わせる甘さと、心を落ち着けてくれるような余韻が特徴でイライラを抑えたいときにおすすめ。アールグレイティーの香りづけに活用されています。

フェンネル ~中華やインド料理に欠かせない甘さ~
中世では魔除けに使われていたほど古い歴史をもつハーブ。胃腸の働きを助ける上に、種は口臭予防にも活用されます。甘くスパイシーな香りは料理以外の焼き菓子にも活用されています。

レストランMint ハーブセミナー資料より

農園から食卓までの流れを体験していただき、お見送りの際には「家でのハーブ生活が楽しくなりそうです」と楽しんで頂いたようでした。

申込みから当日までの流れ(受注型企画旅行)

ヒアリング

  • ご旅行プランにどのように組み込むか(場所・時間・コース・体験内容など)
  • 食事を希望される場合はご要望(アレルギー情報・ジャンル・食事形式など)
  • その他特別なご配慮の有無など、農業体験で何をやってみたいのか、ご希望をお聞きします。

プランニング(企画提案)

  • ご提案させて頂いたプランをご確認いただきます。内容の変更などがございましたらこのタイミングでお聞かせください。

※収穫できる品種、体験できる作業内容など作物や天候の状態によって変更させて頂く可能性がございます。

ご契約

  • 契約内容のご説明(お支払い・キャンセル規定など)をさせていただきます。プランが確定した段階でご契約となります。

ツアー当日

  • 服装、持ち物など注意事項を事前にお伝えさせていただきますので、安全に楽しんで頂く為に、ご準備をお願いいたします。