今回は、倉敷市矢部にある楯築遺跡(楯築弥生墳丘墓)です。
温羅伝説では、大吉備津彦命がここに石楯を築いて、鬼ノ城の温羅に対峙したと言われており、伝説の地となっています。
楯築遺跡の墳丘墓の上にはストーンサークルがあり、中央には楯築神社跡の小さなお社が祀られています。
今は静かな地にひっそりと構える楯築遺跡ですが、墳丘墓は3世紀代のものであり、吉備の国が大昔から栄えていたことが想像できます。
こんな身近なところにストーンサークルがあったとは、何とも不思議な気分にさせられる遺跡です。
参考文献:『最新岡山検定公式参考書』
